もえもんたちと共に

『萌えっ娘もんすたぁ 鬼畜3RdX+』のプレイを綴っていきます。いつだって、もえもんたちと共にあらんことを。ポケモン本編の草統一対戦記を時々更新。2019/6/29ブログ開始、2019/10/22《もえもんマスターへの道》完結、2021/9/16《もえもんたちと共に》完結

エルフーンを愛する草統一使いの回想 #2(竜王戦1st~ダイマ禁止)【ポケモン剣盾】

こんにちは、こんばんは、りんです🍎

引き続き剣盾草統一の記憶を綴っていきます。さすがにSV発売までには書きたいこと全部書き切りたい……。前回はNintendoオンライン加入から第1回冠環境まで来たので、今回は竜王戦から。

 

 

 

 

シリーズ8 s15~17(21,2~4)

環境;竜王戦

要塞ムゲンダイナに詰み、イベルタルに破壊され、ザシアンに絶望したシリーズ。豊穣の王はなぜ乗馬すると草を捨てるのか───

 

s15:マスボ級   34,902位(1548)
s16:マスボ級   29,305位(1564)
s17:マスボ級   8,778位(1618)

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前回の回想時は熱くなりすぎて書けなかったのですが、冠環境を経て「構築練度」の大切さを学べました。構築軸をしっかり考察した上で対戦数を重ねることで、

  1. 軸の穴の発見→机上の空論かも
  2. 環境に合わせた細かい努力値
  3. よく発生するダメ計を記憶→時間の余裕
  4. プレイングの洗練→臨機応変な対応
  5. 見えない択の理解

など、実戦でしか学べないことがたくさんあります。シリーズ7後半で4桁着地できたのは、3シーズン中1つの筋をひたすら回したことも関係しているでしょう。なので竜王戦以降のランクマッチでも、基本的にシリーズ通して1つの構築を改良する形で取り組んできました。3シーズンの順位の推移にも結果が現れていて嬉しかったです。ちなみにモンメンが復活したのは、初手コスモパワームゲンダイナがキツすぎたからですね。

モンメン育成論 : 【草統一】エルフーンより強い?!かわせ!光の粉モンメン!!【対ムゲンダイ詰め構築】|ポケモン育成論ソードシールド|ポケモン徹底攻略 ※シーズン6,7の育成論に追記

  • ザシアン…こいつのせいで初手ユレイドルが安定しなくなった、せっかでエルフーンも死ぬ
  • イベルタル…こいつに限らず環境の一致ダイジェット使いはツルギより素で遅いため、2ジェットまでなら追い風で抜き返すことができる(ダイマ2ターン目にエルフが追い風退場→ツルギダイウォール→ダイマ切れてステロを踏んでいる相手はツルギの攻撃圏内)
  • ムゲンダイナ…アタッカーなら楽、選出画面で読み違えたらほぼ負ける
  • カイオーガ…こちらにゴリラがいないため時々出てくる、出してくれたらだいぶ楽
  • 黒バド…裏切り者、ツルギのダイスチルでも火力不足になることがあってつらい
  • 日ネク…このころは熱風採用型が一定数いたためめちゃくちゃにつらく、ツルギでダイマする時はいつも祈ってた

落馬ドレックスを活躍させようとしていた時期もありましたが、今ではすっかり指振り要員です。 え……? 私の禁伝よわすぎ……?

 

 

シリーズ9 s18~20(21,5~7)

環境;冠環境2nd

最初にして最後の剣盾草統一3桁チャレンジ

 

s18:マスボ級   2,889位(1736)

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シリーズ7の構築を改良して、自身初の4桁前半&レート1700↑!!!

冠3シーズン分の経験と竜王戦3シーズンでやり直した粉エルフーン考察が合わさり、パーティコンセプトを早い段階で確立できたのはかなり大きかったと思います。

S18レート1737【草統一】襷ツルギ全抜き構築|ポケモンパーティ構築|ポケモン徹底攻略

  • 粉エルフを使うことでタスキをツルギに渡せる
  • 先制みがわりのクッション性能とエースの行動保証→柔軟な立ち回り(後述)
  • 基本選出:ユレエルフツルギ
  • 受けパ対策枠サンの実ジュカイン

冠1st の「ステロ+タスキエルフがむしゃら」展開には、がむしゃらでHP1になったポケモンをツルギ対面で引かれ、ステロダメージで自殺されると、追い風ターンとダイマターンの両方が稼がれる問題がありました。これに対して「みがわり3回→がむしゃら」の動きならば相手の残りHPがステロ圏外なため、安定してツルギBBの餌にすることができます。

 

粉みがわりエルフーンについて

字面だけだとただの脳死害悪戦法なので、論理的に考えた上での戦法だということを説明(言い訳)しておきます。

そもそも、ダイマックスに対していたずらごころみがわりがとんでもなく強いんです。HP3/4と相手のダイマを交換ですよ? 相手はエルフーン対面で軽率にダイマを切れないでしょう、つまり素で殴ってくる。サンダーもエースバーンも、命中不安が数少ない欠点ですよね? ここで1番アド取れるのが光の粉なんです。相手視点10%とか30%のリスクで妥協しているつもりが、実は19%とか37%の負荷になっています。潜夜式ギャンブル法第7条です。

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さらに、みがわり自体が構築に噛み合っているのも大きいです。初手のステロ要員であるユレイドルナットレイ、この子たちにはそれぞれ「やどりぎのタネ」と「どくどく」を採用しています。ステロに加えてこれらを対面に残せていた場合、みがわりを連打するだけで相手は苦しいのです! ついでにオーロンゲやアローラキュウコンの壁ターンを稼ぐこともできます。

このように、やや相手依存になりやすいタスキエルフーンと違って、相手に攻撃しなければならない” 縛りを課して主導権を握れる(追い風退場のタイミングを選べる)みがわりと、見えない負荷をかけられる光の粉はとってもロジカルなのです! 信じてください!!(必死)

 

 

s19:マスボ級   1,780位(1767)

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メンツは変わらず、このシーズンから本気で3桁着地を目指して潜りました。結果は見ての通りです。

  • ルンパッパを弱保型からバコウ型に変更
  • 光の粉をおみとおされた時の知名度的問題でのんきのお香に変更
  • ユレイドルの耐久を調整

最後の1日は平日で、朝の電車ギリギリの最終バトル、スカーフウツロイドに破壊されて悲しみの中登校したのを覚えています。……ツルギで有利とって勝ったと思ったんですけどね…

目標には届きませんでしたがシリーズ通して一度も5桁に落ちず、4桁帯で戦い抜けたのは良かったです。現状受けパしか役割のないジュカインの枠にハマるピースさえ見つけることができれば、次こそ絶対に行けると信じていました。が、

 

s20:マスボ級   1,588位(1766)

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1日朝方、ガラルサニーゴをステロ+2ダイスチルで倒しきれなくて絶望したのが最後の3桁チャンスでした。

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本当にまったく疑ってなかった。絶対に削り切れると思ってた。ちかすいで全快されて終わりを悟り天を仰ぎました。 あの絶望を忘れることは、今後けっして無いでしょう。

S20最終1588位【草統一】さよならダイマツルギまた会う日まで|ポケモンパーティ構築|ポケモン徹底攻略

ラス1枠のパンプジンは大正解でしょう。後から考えてもこれ以上の適任はいません最強。なお構築論内では綺麗にまとめようとしてますが、シリーズ中複数回3桁に触れてからのこの結末は普通に泣きました。SVでは草タイプにちかすい無効でよろしくお願いします。(あの枯れサンゴ硬すぎだろふざけんな)

 

これ(冠1588位)が私の剣盾最高順位です。個人的に瞬間順位はなんの指標にもならないと考えているのでいちいち記録していません。草統一はサンダーなんかよりザシアンの方がよっぽどきついんですよ。ダイジェット? ウェルカムウェルカム。ずっとランクマで揉まれていた自分が保証します。あの剣くわえた犬さえいなければ、麻痺に頼ることもなかった……

 

 

シリーズ10 s21~23(21,8~10)

環境;ダイマ禁止竜王戦

ダイマの超火力が無くなったため、モジャンボユレイドルナットレイパンプジンといった受け気質なポケモンが(草界隈で)流行った。

 

s21:マスボ級   42,277位(1467)

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ダイマの異常耐久が無くなったため、晴れバナの火力を押し付ける方向性で構築を考えました。晴れパはリーフィアを自然に採用できて素晴らしいですね!

  • ねこカウンターあまごいドロポンルンパッパ(弱保)
  • 黒バドにかみついて削りを入れる起点作りリーフィア
  • 成長しないと火力が足りないフシギバナ

ド変態で草

 

8世代の草統一構築 ~起点最強~

受け草ポケが戦えるシリーズとは言いましたが、草統一が受けに回るべきではないと考えます。炎氷飛というメジャーな弱点タイプ技がどこからでも飛んでくる環境では、たとえダイマが無いとしても、相手に2,3回交換読みキメられたら崩壊するからです。完璧に立ち回れば勝てないこともないと思いますが、勝率もメンタルも安定しないでしょう。

残る選択肢 “起点構築” と “対面構築” のうちで、自分は “起点構築” が8世代の答えだと考えています。「いやお前エルフーン使いたいだけやろ」とか「それしか使ってないだけでは?」と思われてる気がするので理由3つを説明します。

1つ目に、ダイマックスによる抜き性能です。ダイジェットという最強技が蔓延し、どこからでも3タテくらう可能性がある8世代ですが、敵だけではなく草統一側にもダイマックスは平等に与えられています。S,B,Aを上げながら、ギガインパクト級威力の技を連発し、ビーストブーストもできるA181のカミツルギが弱い訳ないんですよ!! いかに起点作りするかがトレーナーの腕の見せ所さんです。

2つ目に、試合展開の読みやすさです。対面構築を使う場合、相手がダイマするかの択が毎試合頻繁に発生するように思えます。選出パターンは多岐にわたり、状況ごとの試行回数も減少、択を外せばダイジェットでタテられるか後発ダイマで捲られる……、、すべてをケアできないのはどんな構築も同じですが、プレイング難易度が高そうで剣盾から対戦を始めた自分には扱いきれないと感じました。 それに比べて太い基本選出がある起点構築は、舐めた先発ダイマをいなして捲る or ダイマエースが撃ち合いに勝つ かの2択で非常に分かりやすいです。一応冠環境ならなんとかなる気はしますが、ザシアンに対してダイマ切らず安定して対面勝てる草タイプはいません。

3つ目に、環境に噛み合いすぎているエルフーンです。すみません、結局この子が1番強くて凄いんです。 粉エルフのとこでも言いましたが、とにかくみがわりが強い、ダイジェットも追い風で切り返せる、がむしゃらムンフォで削りも可能、そしてかわいい、はい最強。この子を1番活かせるのが起点構築なんです!!

 

 

s22:フェアリー統一
s23:普通パ

リーフィア使いたい一心で晴れパを作ったものの、真面目に考えたらドレディアでいいことに気づいて構築を畳みました。この環境があんまり楽しくないのもあり、前からやってみたかった草統一以外のことに触れた2ヶ月間です。

この頃から謎にザシアンのことをザシッスと読んでいます。元ネタ求めてTwitterで検索したら、自分以外誰も言ってなかったです。 えぇ…

 

 

 

 

なぜか4500字いきそうなので今回はここまでにします。最近Twitterでちょくちょく剣盾感想記事流れてくるけどナンバリングしてる人ぜんぜんいなくて草。 後先考えずに書きたいこと書いてるとこうなる(余裕でパート3)らしいよ、また1つ賢くなっちまったな……。 できるだけ読みやすいよう努めますので、暇な時にこの自己満回想記にお付き合いください。

今日はここまで

明日も Let's ポケモン

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